自宅の庭への土葬も可能、ペットのお墓問題について
飼っていたペットが亡くなった場合に決めなければならないのが供養の方法です。ペットの死も人間と同じように突然訪れる可能性はゼロではありません。そのため、ペットを迎えることが決まったら供養の方法も同時に考えておくと安心して生活することが出来るでしょう。ペットのお墓については、持ち家の庭などに土葬するのが一般的でしたが、最近は火葬してから納骨堂や霊園に納める人も増えてきています。
この傾向には日本人の住宅事情が大きく関係しており、マンション暮らしの人や賃貸物件に住む人が増えているという事情があります。また、継承者のいない人やお墓の管理が難しい人も増えているため、これらの事情を考慮して永代供養の納骨堂などを選択する人も多いと言います。ペットの火葬については火葬場に出向く方法と移動火葬車に来てもらう方法があるため、住宅事情などに合わせた選択が可能となっています。移動火葬車の場合は自宅周辺まで火葬施設を持ってきてくれるため、近くに火葬場のない人も安心です。
特に大型の動物を飼育している場合はそのまま土葬するのが困難な場合もあると思いますが、この場合も自宅近くで火葬することが出来れば速やかに自宅の庭に埋葬することが出来るためとても便利です。さらに、海への散骨や樹木葬を選択する人も増えており、お墓を持たないという選択をする人も増加中です。様々な選択肢があるため未来志向の選択をすることが大切だと言えるでしょう。